現代の世界エネルギー事情と、周回遅れで遅々として進まない日本の脱炭素化シフトを、東洋経済新報の気鋭の経済記者岡田広行氏が、7月27日(金)に行われた「アフター5 表参道ほろ酔いシンポジア」で縦横に論じた。日本は、世界の先進諸国が再生可能エネルギーの利用によって温室効果ガスCO₂の削減に向けて厳しい競争下で努力している現実を前にして、依然として化石燃料に頼り、安全が担保されず、将来に厖大なコストが想定される原発をベースロード電源化しようとしている。岡田氏は、この不条理の構造をていねいに説明しようとしている。再生可能エネルギーの効率的利用を進めているヨーロッパや中国、アメリカなどの国々に比べて、技術開発の点でも、積極的導入の姿勢においても、全く見劣りするこの日本の現状を何とかしなければ、エネルギー利用の後進国になってしまうと岡田氏は考えているようだ。詳しくは、下記のURLから実際の講演をご覧いただきたい。