「アフター5表参道ほろ酔いシンポジア」のシーズン2第3回「ヘミングウェイ―人と文学」が、6月15日(金)17時半から当社ビルの会場で開催されました。会場はあふれんばかりの大盛況でした。ヘミングウェイの愛読者と、講演者である今村楯夫東京女子大名誉教授のファンの人々の笑いと熱気が会場にあふれていました。まず、弊社社長の広瀬からのご挨拶のあと、今村さんのご挨拶、そして缶ビールで乾杯からスタートしました。

ヘミングウェイは、その幼少期、女の子のように育てられたこと、少年期には、毎年夏になると父親の別荘で魚つりに興じたこと、両親の家を出てからは新聞記者などをしながら世界各地を放浪し、「誰がために鐘はなる」「武器よさらば」「老人と海」など、きわめて研ぎ澄まされた文体の小説を書いたことなどを聴き手は興味深いエピソードをビールとともに飲み込みました。

最後に、ヘミングウェイは父親と同じように銃で自殺を図ったことなどが紹介されました。

会場からの質問は多岐にわたりましたが、講演者の今村さんはユーモアを交えて丁寧に説明してくれました。

アフター5のあとには、有志で場所を変え、今村さんを囲んでアフター8を開きました。こちらも談論風発で、時間を忘れて大いに会話を楽しみました。

近々、今村さんのお話しはYoutubeにアップいたしますので、ぜひご覧いただきたいと存じます。