自衛隊の鹿屋基地を見に行きました。

ここは例の百田尚樹氏の『永遠のゼロ』で、主人公が最後に特攻で飛び立つところです。

たくみなゼロ戦の操縦技術を持ちながら、家族のために自分の命を大切にして、特攻という自殺的な攻撃にひとり敢然と反対した主人公が、最後に出撃するシーンは見ごたえがありました。しかし、まぁ作品と作者は違いますね。私は作者のNHK経営委員としての百田氏の言動には危うさを感じています。
公共放送には自由で客観的で批判精神にあふれた経営方針がなければならないと考えているからです。

それはさておき、自衛隊員達がどのような人々なのか、長年、災害やリスクの問題にかかわってきた者として、P3Cのシュミュレーターの操作や、ヘリコプターの緊急着水訓練にも興味がありました。
自衛隊の隊員と一緒に海軍カレーを食べながら話をしました。彼らが自分たちの仕事をかなり冷静かつ賢明にとらえていることを知りました。
一部の政治家が狭苦しい愛国心や隣国に対するむき出しの敵愾心を持っているのとは大違いだなと実感しました。

何でも見てやろう、知ってやろうという気持ちが大事だなとつくづく感じた次第です。

これからもこの精神でブログを書いてまいりますので、よろしくお願いいたします。