いかがお過ごしでしょうか。A.T.です。
不安定な天候が多くなってまいりましたが、皆様は「雨」お好きでしょうか。私はあまり好きではありません。どこへ出かけるにもどんよりした気持ちと濡れる洗濯物のことを考えてしまいます。
しかし、ふと街灯に照らされた傘に映る雨粒は、どこか悲しく魅了されます。また文学や音楽において、雨に焦点を当てた作品も少なくありません。素敵な雨の感じ方ができる人こそ、魅力的なのかもしれませんね。
さて話は大きく変わりますが、先日出張で北海道釧路市を訪れました。
飛行機どころか旅行に慣れていない私は、初めての出張に浮足立っておりました。飛行機が無事離陸し、文字通り足が浮いたところで、私はダウンロードしていた映画を観始めました。映画が後半に差し掛かるころに釧路に着陸。つい先ほどまで大都会だったとは思えないほど、風景は一変しました。そう、そこは釧路。たった1時間40分で、別世界に足を踏み入れることができるとは。
釧路滞在中は、ANAクラウンプラザホテル釧路周辺を何度も散歩しました。釧路川とその河口が近いこともあり、澄んだ空気に潮の香りが混じって、その広さと深さに吸い込まれないよう気を付けておりました。そこに架かる、北海道三大名橋の幣舞橋(ぬさまいばし)には、4体のブロンズ像が配置され、それぞれ「春」「夏」「秋」「冬」と名付けられています。各像の形や向き、そのすべてに意味があり、見る者を引き込む力を感じました。近隣の芸術館には、作者の意図や歴史が記されていましたので、ぜひ幣舞橋を訪れる際は、同時に芸術館に足を運んでもいいかもしれないですね。
今回の出張では、釧路をより深く知ることができたと感じます。訪れてわかる魅力や都会と田舎のそれぞれの利点など、また今後も考察していきたいです。
東京に着陸する飛行機。外は雨が降っていました。
追伸:
ANAクラウンプラザホテル釧路にある「Café de H(カフェドアッシュ)」にて、シマエナガのケーキをいただきました。
日本では北海道のみに生息が確認されている、シマエナガのキュートな見た目を再現しており、食べるのが申し訳ないほど愛くるしく感じます。しかし、そんな外見もさることながら、お味も絶品。羽はミルクチョコレート、胴体はホワイトムースとなっており、ムースの中にあるカシスソースの甘酸っぱさが特徴です。
ぜひANAクラウンプラザホテル釧路へお越しください。
A.T.