金木犀の香りが漂う頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は最近、最寄り駅から家までの間に漂う金木犀の香りに秋を感じております。

金木犀は一般的に9月の中旬ごろから開花し始め、10月下旬のころから11月になると徐々に花を落としていきます。ただし開花すると1週間ほどで花は枯れてしまうため、ひとつの花の寿命は非常に短く、いい香りが遠くまで届く理由は花がたくさん咲くからということになるそうです。

よく香水や化粧品に使われる金木犀ですが、食品としても楽しむことができるのをご存知でしょうか。その中でも興味深かったのが「桂花陳酒(けいかちんしゅ)」と呼ばれる金木犀と白ワインを使った中国のアルコールで、香りが高く、甘い風味を満喫できるお酒です。
ストレートやロックで飲むのがおすすめらしく、よりダイレクトに金木犀の香りを感じることができるそうです。
お酒が苦手という方は、桂花茶(きんもくせいちゃ)という紅茶を飲むのも良いかもしれません。

金木犀に限らず、良い香りにはリラックス効果があります。自分の好きな香りを見つけて、日々の癒しにしてみてはいかがでしょうか。

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